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日本旧石器学会 第3回総会・シンポジウム

  

環状集落 ─その機能と展開をめぐって─

 
日時
2005年6月25日(土)/26日(日)
場所
明治大学リバティタワー
内容

●6月25日(土) 1日目

総会
<12:20-13:20>
記念講演
韓国の後期旧石器時代について─西南部地区を中心として─
李起吉<13:30-14:30>
一般研究発表
1 山形県高畠町日向洞窟遺跡西地区出土縄文時代草創期遺跡群の再検討(1)
東北学院大学(鈴木雅 佐川正敏 大場正善) <14:30-15:00>
2 武蔵野台地の後期旧石器時代遺跡の動態
比田井民子、伊藤健、西井幸雄、野口淳、平井義敏 <15:00-15:30>
3 明治大学調布付属校用地試掘・確認調査の成果と課題
明治大学校地内遺跡調査団 <15:30-16:00>

シンポジウム 環状集落 ─その機能と展開をめぐって─

趣旨: 後期旧石器時代の初頭に残されたきわめて特徴的な環状ブロック、いいかえれば環状集落をめぐっては、これまで度重なる議論をへたが、その後も新たな調査例が増加し続け、後期旧石器時代の初源期を追及する上で避けては通れない重要なテーマである。
 日本旧石器学会では、一昨年、昨年と後期旧石器時代の前半期をテーマとした。今回のテーマも、関連する前半期を問題とするものである。後期旧石器時代の初源期の社会とはいかなるものであったかを追及してみたい。

1 日本最大の環状集落を分析する
出居 博<16:20-16:50>
2 局部磨製石斧と環状集落
谷 和隆<16:50-17:20>

●6月26日(日) 2日目

3 板井寺ケ谷の集落 ─近畿における前半期のムラ─
山口卓也<9:00-9:30>
4 後期旧石器時代初源期の西日本の集落様相
藤野次史<9:30-10:00>
5 環状集落の特徴とその機能
橋本勝雄<10:20-10:50>
6 環状集落をめぐる地域行動論
佐藤宏之<10:50-11:20>
7 外に開かれた環状集落 ─機能的意味を再考する─
稲田孝司<11:20-11:50>
8 環状のムラ・川辺のムラ ─変化する集落構造─
安蒜政雄<11:50-12:20>
シンポジウム:司会 安蒜政雄・白石浩之・堤 隆<13:00-15:30>
1 環状集落の構造と機能をめぐって(構造・機能論)
2 環状集落のひろがりとそれを残した人々(集団・社会論)
3 環状集落の変容(環状集落から非環状集落へ)